關谷 暁子

専門
- 検査血液学
- 臨床検査学教育学
主な担当科目
- 生理機能計測学演習
- 臨床血液学実習
- 医学英語
- 生命・医療倫理学
- 基礎ゼミナール
所属学会
- 日本臨床衛生検査技師会
- 日本臨床検査医学会
- 日本検査血液学会
- 日本血栓止血学会
- 初年次教育学会
趣味
- イラスト (おもに教育に関するイラスト、似顔絵など)
- グラフィックレコーディング
私の考えていること
今、iPS細胞の臨床応用、がんゲノム医療、遺伝子治療や細胞治療といった生命科学技術、人工知能(AI)に代表される情報技術が、かつてないスピードで進歩しています。これらの技術が臨床応用されるにつれて、臨床検査も姿を変えていくでしょう。このような時代の中で、プロフェッショナルとして社会に貢献する医療人とは、「生涯にわたって自ら学び、成長し続ける医療人」ではないでしょうか。
昨今、「AIによって消える」「残る」と様々な職業が分類されていますが、私はそのような分類の仕方には疑問を感じます。世の中がどんな風に変わっても、「その人が」自らの価値を高め続ける人であれば、必要とされるでしょう。
既にある明確な価値を目標とする成長には限界があり、時代の変化に対応できません。臨床検査技師、臨床工学技師を志す皆さんには、専門知識や技術だけではなく、社会を洞察するまなざしと、社会に働きかける力でもって、新たな価値を生み出す医療人になって欲しいと思います。そんな人を育てる教育を、私も日々学びながら模索しています。
高校生へのメッセージ
社会に出て働くことについて、皆さんはどのようなイメージを持っているでしょうか?
努力して身につけた専門知識と技術で、人や社会の役に立ち、自己の成長も感じられる生き方は、幸せです。一緒に、「臨床検査技師/臨床工学技士」を子供たちが憧れる職業にしませんか?
おすすめの本
- 学問のすすめ (福沢諭吉)
- 人間らしくヘンテコでいい (鎌田實)
- 社会人になるということ (山藤賢)