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医療保健学部 理学療法学科

金澤 佑治准教授

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サルコペニアの病態を解明し、その予防と改善、健康寿命の延伸に貢献します

加齢による筋肉量の減少と筋力の低下である「サルコペニア」の有病率は、80歳以上では男性の約3割、女性では約5割となっています (Kitamura et al., 2020)。また、サルコペニアにより、死亡、要介護化のリスクは約2倍高まるともいわれています。しかし、サルコペニアの病態には、まだ解明されていない点が多く、詳細な病態解明と効果的な予防戦略の開発が求められています。そこで、本研究ではサルコペニアの病態解明と予防戦略の構築を通して、人々の健康寿命の延伸に寄与することを目指しています。

サルコペニアの病態を遺伝子レベルや細胞レベルで解明することは、いつ、どのように予防すべきか、あるいはどのように改善すべきかといった「治療戦略」を立てることにつながります。未だ解明されていないことが多いサルコペニアの病態解明と骨格筋の老化予防を通して、人々の身体的ウェルビーイングの向上に寄与したいと考えています。

私が考えるウェルビーイングな社会

日頃の生活で感謝や喜びを感じられる社会。やりがいを感じて生活することができ、互いに尊重し合える社会。

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