大学生の今も10年先も、
夢・目標を大切に!
陶芸家
高光 史也
1992年 外国語学部英米語学科 卒業

陶芸家として

粘土や磁器土を使い、さまざまな技法を用いて、花器や日常の食器、オブジェなどを制作しています。粘土を使用する場合は釉薬で色を出しますが、磁器土を使う場合はあらかじめ色粘土を作り、その粘土自体の色で発色させています。今後も既成概念にとらわれず、自由な発想で制作に取り組んでいきたいと考えています。
幼い頃から作陶に取り組む父(高光一生氏)の姿が身近にあり、この仕事の大変さを知っていたことから、大学卒業後はまったく違う分野の営業職に就きました。しかしやがてネクタイを締めて仕事をする自分に違和感を感じるようになり、担当していたお客様から「いつまでこんなことをしとるんや」と背中を押され、陶芸の道に入りました。

大学時代に得たもの

金沢出身の自分にとって、北陸大学は高校の同級生もいる安心できる環境でした。大阪出身の同級生の実家に転がり込み、夏休みの1カ月余りを過ごさせてもらったこともあります。2年生の夏、ハワイのロアカレッジに短期留学したことも楽しい思い出です。よく学び、よく遊んだ学生時代でした。あまりに居心地がよかったので、同級生より1年長く在籍してしまったほどです(笑)。
ただ子どもから大人になる時代に良き先生、良き仲間と出会えたことは、自分の成長の糧となりましたし、キャンパス内外でのさまざまな交流が、社会に出てより良い人間関係を築くための原点となりました。

母校・後輩へのエール

何を大学の魅力とするかは人それぞれ違うと思いますが、私自身は、先生方、事務局の職員さん、そして友人と、サポートしてくれる仲間が多いところが北陸大学の魅力だと思っています。
教職員の皆さんには、これからも学生のためにより良い学問の場、集いの場を提供していただきたいです。大学で学ぶ後輩の皆さんには、悩み事を一人で抱え込むことなく、周囲のさまざまなサポーターの力を借りて、充実した学生生活を送ってほしいと思います。

※所属・肩書は取材時点(2024年5月)のものです。

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