仲間がいたから「ここで卒業まで頑張ろう」と思えました 静岡県教育委員会(英語科教諭)尾藤 幸乃氏(旧姓:大庭) 2005年 外国語学部英米語学科 卒業 現在の仕事 静岡県の公立中学校で英語科教諭をしています。教材研究や授業、学級の指導など多忙な毎日を送っていますが、授業はもちろん、生徒と何気ない話をすることに楽しさを見出しています。 二児の母でもあり、現在は時短勤務をしています。といっても決められた時間までに仕事が終わらなかったり、夜中に仕事をすることもあったりと、体力的な厳しさを感じることもあります。生徒には「先生、俺たち大丈夫だからさ、自分の子ども大事にしてあげなよ!」と言われたこともあります。大切な家族のためにも、夫と協力して仕事を続けています。今回の写真もクラスの生徒が撮ってくれました。私はいつも周りの人たちに支えられています。 学生時代の学びと思い出 正直に言うと、北陸大学は第一志望の大学ではありませんでした。入学当初は思うような進路を歩めなかった悔しさで、他大学に編入することも考えていました。しかし親身になってサポートしてくれた先生方や学務課の職員の方、そして大切な仲間に出会えたことで、私の偏ったプライドは吹き飛び、ここで卒業まで頑張ろうという気持ちになりました。学部や部活の友人と一緒に過ごしていると楽しくて、いつも笑っていました。ドライブや鍋パーティー…楽しかったな。仲間のおかげで、感動の卒業式を迎えることができました。 私は高校時代に1年間留学していたこともあり、そこで身につけた英語力で、良くも悪くも手を抜いて学習してもなんとかなっていましたが、先生にはそこを簡単に見抜かれました(笑)。反省して真面目に取り組みましたが、振り返るとそのさらに上を目指すべきだったなと思います。 後輩へのエール 私自身、出身大学ではなく、自分自身が何を学び、どう行動するかで、夢は叶うということを実感しています。皆さんも夢を持ち、そこに向かって突き進めるような学生生活を送ってください。若いからこそできることがあります。今を大切に、新しい発想をこれからの社会に活かしていってほしいです。 ※所属・肩書は取材時点(2024年3月)のものです。 ロングインタビューはこちら 北陸大学の未来へ。 募金のお願い本学が標榜する「学生の成長力No.1の教育」の継続実践に資することを目的に、皆さまのご厚志を募っております。ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 View More