「好き」を仕事にしたからこそ
細く長く続けていきたい
フリーアナウンサー
三浦 ちあき
2001年 法学部政治学科 卒業
2013年3月にフリーに転向した三浦さんは、エフエム石川、和歌山放送ラジオのパーソナリティを務めるなど国内各地でキャリアを積み、現在は近畿を拠点に記者兼アナウンサー、ラジオパーソナリティとして活躍する

学生時代の思い出

中学校から陸上競技に打ち込んでいました。北陸大学の陸上部は、大会に出場して良い成績を出すのもいいけれど、それよりみんなでわいわいやろうという雰囲気で楽しかったですね。競技としては4×400mリレーや800m、それから駅伝にも出ました。
子どものころから興味があったアナウンサーという仕事を本格的に目指そうと思ったのも大学時代です。とやま国体が開催された際、ボランティアで運営のお手伝いをしたのですが、地元テレビ局のアナウンサーや記者がきびきびと立ち働く姿に惹かれ、私もスポーツの楽しさ、熱さを伝えることを仕事にしたいと思いました。

現在までのキャリアパス

新卒の就活では苦戦し、マスコミとは別の業界で営業として働くことになりましたが、夢は諦めませんでした。これが最後のチャンスだと覚悟を決めて再挑戦し、北日本放送局に採用が決まったのは、社会人2年目の6月のことです。同局では、スポーツ好きという自分の強みを活かしてローカルニュース番組内のスポーツコーナーを10年間担当し、まちの元気なちびっ子から、オリンピック金メダリスト、ワールドカップ出場選手まで、幅広いアスリートにインタビューしました。結婚を機に退社してフリーに転向してからは、夫の転勤に伴い、金沢に1年、和歌山に8年、3カ月のドバイ滞在を経て2022年4月からは京都と、各地を転々としながら仕事を続けています。
天職かどうかは分かりませんが、大変なことがあっても頑張ろうと思える仕事、やりがいを持って取り組める仕事は、私にとってはアナウンサーしかありません。派手さはなくていいので、細く長くこの仕事を続けていきたいと思っています。その先に、きっと未来も明るくなるはずだと信じています。

母校へのエール

高校時代、担任の先生が「北陸大学は北陸の雄だ」とおっしゃっていたことが印象に残っています。大学も、今母校で学ぶ後輩のみなさんも、そうした評価を得ている大学なんだという誇りを忘れずにいてほしいと思います。

※所属・肩書は取材時点(2023年5月)のものです。

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